開発ノウハウ

オフショア開発でコストメリットと隠れたコストのお話。

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菅 伸吾
2021/03/29

Web Factory MK Biz Devシンゴです。 弊社は東欧に開発拠点を置くオフショア開発を提供する会社です。

オフショア開発というとコスト削減の手法とまずは頭にお思い浮かぶと思います。間違いじゃないです。賃金差分で安く作る、は物作りでは当たり前の話。なんですけど、デフォルトでコスト削減には絶対ならないです。 

学習カーブ、通訳・翻訳などのコミュニケーション、組織マネジメント、開発体制の効率化、テスト体制やドキュメンテーションなど、国内で日本語でやるより手間はもちろんかかります。手間=コストです。

ちょっと何言っているの?と思われそうですが、そうなんです。日本国内で開発工程のアウトソースでも手間がかかります。それを言語も国も文化も、なんなら会った事ない人たちとやるんですから。

では何故オフショア開発拠点が大手日本企業も含めてどんどんオープンしているかですが、それは”優秀な開発リソースの確保”に尽きます。 もちろん賃金格差があるので人件費は安いですが、上記の項目をうまくこなしてやっとコストメリットが出るレベルです。

マケドニアや東欧よりも平均賃金が安いベトナムやバングラデッシュとやっても同じです。 オフショア業界ではコストメリットが出るのは1000万円以上のプロジェクトで、ラボ型の方が良いというのが言われています。 実際、ベトナムの業界同士で話をしていてもそんなに的外れの話じゃ無いと思います。 

例えば、よく”ハイコンテキスト vs. ローコンテキスト”って話が上がりますが、日本は”言わなくても分かるよね?”のローコンテキスト文化でトップ選手。欧米、西欧、東欧、アジア諸国も実は”言わないとわからないよ”のハイコンテキスト文化。仕様や品質、細かな”日本ではこれ”みたいな話はまず通じないのです。。。。そう、これがコミュニケーションのコスト。

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そこに通訳や翻訳が入ると単純に打ち合わせも倍の時間がかかりますよね。

色々ありますが、簡単なアプリやWeb アプリは日本でやった方が絶対安いです。 コストメリットが前面に出ている会社様の否定は致しませんが、発注される際はくれぐれも、です。 (叩かれそう。。。。🥲)

菅 伸吾

Business Development Consultant