フィンテック
Stubben Edge(以前のAkoni Hub)

Akoni は2015年に金融業界のプロフェッショナル達により起業されました。銀行APIは英国にて世界で最初に法整備と共に解禁され、Akoniは銀行API経由のデータを集約・分析し、中小企業向けにカスタムかつ最適化された投資やアセット運用の手段を提供しています。Web Factory MKはソフトウェア開発の全てをAkoniと共に行っています。AkoniとWeb Factory MKのコラボレーションは2018年に開始され、私たちは日々進化するフィンテック市場においてAkoniのアイデアが成功する要素を見出し、2020年にはソフトウェア開発パートナ及びAkoniのシェアホルダーになるまで両社の関係は発展しました。Web Factory MKのAkoniのビジネスに対する投資は将来の成功をより強固なものにしました。
Stubben Edgeは金融業界独特の事象に気がついていました。中小企業にとって最適な投資を行い、キャッシュフローの調整自体は行えるものの、手段は複雑でした。従来の銀行における投資オプションや投資に対する手続きはマニュアル作業が多く、複雑かつ時間がかかりました。
ロンドンに拠点を置くスタートアップ企業としても短期間で能力の高い開発者を必要数雇用することは困難であり、まさにBrexitによる影響を多く受けている時でした。Stubben Edgeはニアショア、オフショアで開発リソースを探して社内に組み込む選択を決断しました。
必要なのはデータサイエンティスト、AI技術者、バックエンド、フロントエンド開発者などです。私たちは優れたデベロッパーを社内から選択してチームとして提供し、チームマネージメント、QA、UXデザイン・改善も含めて協力しました。
コラボレーション開始直後の課題はすでに開発が進んでいたソフトウェアスタックの統合を新たに開発するスタックへの統合でした。将来の構想を踏まえた新たなフレームワークへの取り込みや開発の時間軸制限もあり課題は困難でした。
私たちWeb Factory MKは企画段階の上流工程からプロジェクトに参画しました。Stubben Edgeのアイデアを理解し、適切なアーキテクチャや言語、フレームワーク選択の議論を繰り返し、共にフィンテックサービスのイメージを共有し開発、ローンチ、改善へのロードマップを構築して実行しました。
ソリューション
私たちが開発したソリューションは単なるキャッシュマネージメントアプリではなく、リアルタイムに投資機会を集めて分析を行い、顧客に合わせたカスタマイズされ最適化されたプラットフォームです。まさに中小企業向けの投資先を集約したマーケットプレイス、まさにAmazonのようです。
Technology & Tools
戦略
バックエンドは新しいマイクロサービスをスクラッチから開発し、バックエンドのアーキテクチャの詳細を分析しながら開発と改善を進めることでした。一方フロントエンドはシングルコードベースで開発してシングルマイクロサービスに仕立てました。こうする事により開発チームの学習カーブは生産性を落とす事なく上げることに成功しました。
バックエンド
APIベースのバックエンド用にJavaSpringBootで開発された高度に分離されたマイクロサービスアーキテクチャ。 トークン化されたパブリックAPI呼び出し、サービス間通信用のプライベートAPIなどのマルチレイヤーセキュリティを実装します。
フロントエンド
マイクロサービスバックエンドのクライアントとして機能するAngularベースのアプリケーション。 モジュラーUIにより、アプリケーション全体の将来性を保証できます。
APIベースのバックエンド用にJavaSpringBootで開発された高度に分離されたマイクロサービスアーキテクチャ。 トークン化されたパブリックAPI呼び出し、サービス間通信用のプライベートAPIなどのマルチレイヤーセキュリティを実装します
オープンバンキング統合、本人確認を含む複数の機能の開発
銀行、サードパーティのサービスプロバイダー、ホワイトレーベル化への技術セッションへのチーム参加
Web Factory MKは完全なプロダクション環境へのアクセスを取得し、日常的なサポートとメンテナンスを含む製品の技術面の全てを担当
Akoniの運用および事業開発に緊密に組み込まれ意思決定と優先順位に関する重要なサポートとインプットを提供
DR(災害復旧)をサポートするインフラストラクチャのセットアップ
チーム構成
このプロジェクトを成功させるための最も重要な要素は、フィンテックのシステムとテクノロジーを理解する、継続的にパートナーシップが可能で高度なスキルを持つチームの創設でした。
統合されたコンタクト窓口
結果
結果
Stubben Edgeと共に非常に高い品質基準を維持しながら、迅速にアジャイル形式で作業する必要のある新しい製品を提供しました。 さらに重要なことは私たちは関与し続け、日常的に並外れた価値を提供する強力なチームを構築したことです。 Stubben Edgeはより多くのテクノロジーを構築し、銀行のクライアントとB2Bユーザーに結果をより早く提供することができました。 チームを拡大することにより製品ロードマップを加速しました。
すぐに利用できる経験豊富なチーム
専任開発チームによるラボ型開発を実施する事による生産性の向上
非リレーショナルデータベースDynamoDBを統合したSpringBootマイクロサービス開発
長期的に対応する顧客組織に組み込まれた高度なスキルを持つチーム
ビジネスニーズを満たすための柔軟性と俊敏性
スコピエとロンドンでの合同セッション
すぐに利用できる経験豊富なチーム
専任開発チームによるラボ型開発を実施する事による生産性の向上
非リレーショナルデータベースDynamoDBを統合したSpringBootマイクロサービス開発
長期的に対応する顧客組織に組み込まれた高度なスキルを持つチーム
ビジネスニーズを満たすための柔軟性と俊敏性
スコピエとロンドンでの合同セッション
顧客の成功のために
Akoni (Stubben Edgeが買収) 社の共同創業者、CTOのパノス サバスの声
誰もが信じられないほどプロフェッショナルですが、同時に非常に親しみやすく一緒に働きやすい。 Web Factory MKチームは私の会社に大きく良い影響を与えています。
パノス サバス
CTO、共同創業者
Project highlights
1.
チーム構成と卓越した技術力とスキルセットによりAkoniは短期間でリリースを行うことができた。
2.
Akoni社内組織に組み込まれ拡張チームとして機能する高度なスキルを持つアジャイルな開発チームはAkoniのビジネス目的を理解して開発を実施。
3.
コラボレーションを開始してから3年後、Web Factory MKはAkoniの製品に投資し、現在はAkoniの技術面を全て補うパートナー及び出資者に。
さまざまな顧客のタッチポイントをデジタル化しましょう! これまでにないデジタルストーリーを伝えることで、ブランドへのロイヤリティを高めましょう!